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防ごう!知っておきたい性病の知識

デリヘル遊びをしてから気づいた体調不良にデリケートゾーンの湿疹、尿道の痛み……。これはもしかして要らぬものを貰ってしまった?

今回はそんなデリヘル男子が陥りがちな性病についてのコラムです。さあ皆さんは危険行為からどのくらいのスパンで性病検査をしていますか?

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性病の潜伏期間とは?

ウイルスに感染して性病に罹患したとしましょう。しかしながら実際デリヘル嬢から性病を移されたとしても、その危険行為直後にポッと症状が出るわけではありません。

通常は病原菌に感染してから、目に見えるような違和感、症状を感じるまでにはある程度の期間が必要になります。これを潜伏期間もしくはウィンドーピリオドと呼んでいます。

皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。風邪のように気づいた時に頭がクラクラ、発熱するのではなく、性病の場合は時間差で身体に症状が現われるのです。

デリヘルは回転率も高く、なおかつゴムナシでのプレイが当然のように行われているので、言わずもがな女性から男性客への性病感染率も高くなります。しかし潜伏期間中に検査を受ける場合は、病原菌が検出できない場合もあり、正確な診断ができないこともあるので注意が必要です。

性病によって異なる検査可能時期

厄介なのが性病の種類によって、性病検査でしっかり陽性、陰性の結果が分かる潜伏期間のスパンが異なることです。一般的な潜伏期間の長さに加えて、各々の健康状態、免疫力によっても個人差があります

各性病のおおよその検査可能期間を把握することは、早期治療の面でも大切になってくるので、ここでは性病別の検査可能時期について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

①淋病……2~7日程度(排尿時の違和感、痛みなど)
②クラミジア……1~3週間程度(尿道痛など)
③ヘルペス……3日~1週間程度(水疱など)
④尖圭コンジローマ……3週間~(陰部、肛門周辺のイボ)
⑤梅毒……3週間~(粘膜部のシコリ、リンパ腺の腫れなど)
⑥B型肝炎……1~6カ月程度(倦怠感など)
⑦HIV……3か月~(発熱、頭痛、嘔吐など)

男性にとって特に考慮すべき性病の潜伏期間についてですが見事にバラバラですね。(カッコ内は主な症状です。)

まずは各々の性病がどんな病気なのか、そして症状はどのようなものなのかを正確に判断すること。

そしてデリヘルなどの性風俗店利用の場合は、「自分は大丈夫だろう」という根拠のない考えは捨て去り、主だった症状が見られなくても自衛として検査をすることが推奨されます

HIV検査の注意点

前項でもお話ししましたが、HIVの潜伏期間は約3か月程度です。採血を通して検査をする場合、身体の中にできた抗原抗体反応を見て感染の事実を調べますが、実際はリスク行為から2~3週間程度経過すれば検査が可能になる場合がほとんどです。

クリニックによっては確実な検査結果を求める場合は1カ月以上おくべきと意見するところもありますが、抗原(1型)の有無を調べるNAT検査であれば、危険行為から2週間程度での検査が可能になります。

精度も高いので、特にHIV感染ノイローゼ、心配症の方はデリヘル遊びの2週間後を目安にHIV検査をするといいでしょう。

HIVに関しては他の性病と異なり、感染すると生涯に渡り服薬が必要になり現時点で完治はできない為、他の性病とは別枠でリスク管理をすべきです。

潜伏期間中のプレイについて

無症状の期間や実際に感染しているのに、風邪や単なる疲労と処理してしまうとどうなるのか?皆さんもう想像が付くと思いますが、治療の機会を逃すだけでなく、周りに感染を拡大させてしまいます。

例え潜伏期間であっても症状を見せないだけであり、フェラチオなど粘膜の接触により、相手女性に性病を移してしまうことが考えられます。

100%ではありませんがコンドームをしていればほとんどの性病感染を防ぐことができます。しかしながら肛門、女性器そして喉を媒体として感染するクラミジアなどは、キスや素股を通して感染する、させてしまうことも少なくありません。

性病のピンポン感染を防ぎ、大切な自分自身、パートナーを守る為にも、大人のマナーとして性病検査を意識したデリヘル遊びをしましょう

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